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きれいな空気のある暮らし
きれいな空気のある暮らし
回答者数 : 計1,789名
対象者 : 長谷工IDをお持ちの方で、マンションに住み、おうちの空気のことが気になってモヤモヤしている方
回答者数:計1,789名
対象者:長谷工IDをお持ちの方で、マンションに住み、おうちの空気のことが気になってモヤモヤしている方
室内の空気をきれいに保つために欠かせないのが「換気」です。家庭内での新型コロナウイルス感染を防ぐためにも、日頃から換気への意識を高めたいものですね。気密性の高いマンションで、お部屋の換気をよくして健やかに暮らすためにはどんな対策をすればいいのでしょうか。ブランシエラクラブ会員のみなさんの悩みや工夫に注目してみましょう!
新型コロナウイルス感染症が世界的に流行し、私たちの暮らしに大きな影響を及ぼしています。外出自粛やテレワークによって在宅時間が増えたこともあり、室内が密閉空間にならないよう、換気の大切さにあらためて気づいた人も多いのではないでしょうか。会員のみなさんに尋ねたところ、なんと家の中の換気について、9割以上の人が関心を持っているとのこと。しかも、「とても関心がある」という意識の高い人が半数近くに上りました。換気は2時間に1回、5~10分程度が目安とされています。特に気密性の高いマンションでは、健やかな暮らしのために空気の入れ換えが欠かせません。換気の効率を上げるために、給気口、換気口、エアコンなどのお手入れもお忘れなく!
換気をしないと起きる空気の汚れで、一番気になるのはどんなこと?みなさんの答えのトップは、やはり「ウイルス」でした。コロナウイルスは空気感染しないといわれていますが、問題は飛沫。会話や咳、くしゃみをしたとき、口から飛び散る細かいしぶきのことです。換気の悪い空間では飛沫が空気中にふわふわと舞い続けるため、誰かが放出した飛沫の中にコロナウイルスが含まれていると、その飛沫が口や鼻などから入って感染するリスクがあります。換気することで、飛沫を含んだ空気が屋外へ排出されるので安心ですよね。みなさん、よくわかっていらっしゃる!
次いで気になることで多かったのは「ほこり」、「花粉」です。さらに「におい」、「湿度」、「結露」と続きました。本格的な花粉シーズンがやってきました。花粉症の人にとって、室内に入り込む花粉は厄介な存在。大きく窓を開けて換気するわけにもいかず、悩ましいところです。空気清浄機やエアコンの空気清浄機能などを活用して花粉をできる限りシャットアウトしたいものですね。
あなたの家の中で「ん?なんかにおう」とよく感じるのはどんな場所?空気がよどんで汚れがちだと思うのはどこですか?最近の住まいはリビングダイニングと一緒になった対面型キッチンのLDKが主流だからでしょう。多かったのは「リビング」という回答。「焼肉をした後のにおいがリビングに残る」、「キッチンの調理のにおいが流れてくる」といった声が聞かれました。もしかすると、キッチンの換気扇の汚れが、リビングににおいがこもる原因になっているのかもしれません。換気扇のお掃除は面倒ですが、まめに行なった方がいいですね。換気が良くなると空気も爽やかになりますよ。
また、「トイレ」と並んで、「玄関」を挙げる人も多くいました。玄関は靴のにおいや、カビの原因となる湿気が溜まりやすい場所。玄関ドアや窓を開けて換気をする際、下駄箱の扉も開けておくとにおいの除去により効果的です。ちょっと意外だったのが「寝室」の多さでした。「閉めきっているので体臭や湿気がこもる」、「寝具から出るほこりが気になる」など、みなさんけっこうお悩みのご様子。寝室はぐっすり眠って疲れを癒す場所ですから、そこがクサかったら体も心も休まりませんよね。朝起きたときに寝室の窓を開ける人は多いと思いますが、夜寝る前にもぜひ換気を。新鮮な空気を取り入れることで酸素濃度も上がり、ぐっすり安眠できる環境が整います。毎日24時間働いてくれる「住宅の換気システム」についても尋ねてみました。換気システムとは、窓を開けずに換気装置を使って強制的に空気の入れ換えができるしくみで、大きく分けて3種類の方法があります。給気、排気ともに機械で強制的に換気をする「第1種換気」、給気を機械的に行ない、排気は自然に排気口から行なう「第2種換気」、排気を強制的に機械で行ない、給気は自然に任せる「第3種換気」です。一般的なマンションでは第3種換気が選ばれるケースが多く、会員のみなさんの答えも半数が第3種換気でした。あなたのマンションはどのタイプ?
いずれにしても、室内の換気扇と排気口をつなぐダクトは、いわば「空気の通り道」。チリやほこりが溜まって汚れると換気不足になって、においや結露の原因にも…。できれば5~7年ごとに換気ダクトの清掃を行ないたいものです。とはいえ、換気ダクトは見えない場所にあるので、汚れ具合を目で確かめられませんよね。換気扇の効きが悪いと感じたり、外壁に油だれなどの汚れを見つけたりしたら黄信号。迷わずプロに清掃を頼みましょう。汚れた空気がスムーズに屋外に排出できるようになり、お部屋の空気をクリーンに保つことができますよ!
では、みなさんはふだん、換気のためにどんな工夫をしているのでしょうか?当然ながら、「窓を開ける」が圧倒的。「1~2時間ごとに窓を開けて換気する」、「起きたらすべての窓を開けて、家中の空気を入れ換える」など、努力がうかがえます。また、「2カ所の窓を開ける」と答えた人もけっこういました。実はこれ、上手な換気のコツなんです。1カ所の窓を全開にしても部屋の空気はたいして動かず、冬は気温が下がって寒いだけになってしまいます。なるべく対角線上になるように2カ所の窓を開けて、空気の通り道をつくりましょう。
また、「空気清浄機を24時間つけっぱなし」、「サーキュレーターと空気清浄機を併用している」など、空気清浄機を活用している人も多数。エアコンの空気清浄機能もよく活用されているようです。換気をすることで、部屋に溜まった湿気を排出し、カビを防ぐ効果も期待できます。それに、きれいな空気を吸っていると、心も体もリフレッシュできるもの。コロナ対策はもちろん、毎日をストレスなく気持ちよく過ごすためにもこまめに換気を行ないたいものですね!