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最近のキッチンなどの戸棚の蝶番(ちょうつがい)には、スライドタイプのものが採用されていることが多いです。扉がガタついたり、段差が生じたりして開閉がしづらくなった場合は、蝶番のネジをしっかり締め直して調整しましょう。ネジは「左右調整用」「上下調整用」「前後調整用」の3つあります。
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注)ここでご紹介している蝶番やメンテナンス方法は、代表的なものであり、すべての商品に当てはまるわけではありません。詳しくはご自宅の商品の取扱説明書をご覧ください。
・左右の調節
ネジを右に回すと扉が右に移動し、左に回すと左に移動します。
・前後の調節
扉が手前に浮いてきたようなとき、前後に傾いているときにはこのネジで調整します。
・上下の調節
扉が下にずれているようなときには、このネジで調整します。
製品によっては、調整ネジが2つのタイプもあります。この場合は、一般的に外側のネジが前後の調節用、内側のネジが左右の調節用となっています。ネジを緩めすぎると扉が外れることがあるため、注意しながら調整しましょう。
[参考]LIXIL「キッチン|扉がまがっている/扉がきちんと閉まらない」
文:亀梨奈美
WRITER
亀梨 奈美
不動産ジャーナリスト。不動産専門誌の記者として活動しながら、不動産会社や銀行、出版社メディアへ多数寄稿。不動産ジャンル書籍の執筆協力なども行う。
不動産ジャーナリスト。不動産専門誌の記者として活動しながら、不動産会社や銀行、出版社メディアへ多数寄稿。不動産ジャンル書籍の執筆協力なども行う。