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窓の内側に取り付けられた障子は、光を通しながらも室外からの視線を遮り、断熱性を高める効果があります。また、落ち着いた「和」の雰囲気を演出してくれる自然素材です。
昨今では、白い和紙だけでなく、色付きの和紙や水に強い素材、やぶれにくい素材などさまざまな障子があります。紙ではなくプラスチック製の障子紙も見られますが、和紙は通気性や調湿性、透過性が高いなど、自然素材ならではの良さがあります。
[参考]中村製紙所 「TECHNOLOGY」
障子の張り替えは、DIYでも可能です。近年では、昔ながらの液体のりで貼り付けるタイプのみならず、アイロンで接着する障子紙や両面テープで貼り付ける障子紙も見られます。ただし、建具(サッシ)が金属製の場合は一般的な障子紙が接着しにくいことがありますので、専用のものを使うようにしましょう。
文:亀梨奈美
WRITER
亀梨 奈美
不動産ジャーナリスト。不動産専門誌の記者として活動しながら、不動産会社や銀行、出版社メディアへ多数寄稿。不動産ジャンル書籍の執筆協力なども行う。
不動産ジャーナリスト。不動産専門誌の記者として活動しながら、不動産会社や銀行、出版社メディアへ多数寄稿。不動産ジャンル書籍の執筆協力なども行う。