結露と遮音について
結露でお困りではありませんか?
冬や梅雨の時期、窓に水滴がついたり、外壁に面した壁が湿っていることはありませんか?これらは結露と言って、風通しが悪く、水蒸気が発生する部屋の外壁面に出現することが多いです。
まずは「換気」と「風通し」
結露を防ぐには、水蒸気の発生をおさえ、換気することがもっとも大事です。まずは「換気」と「風通し」を心掛けてください。
- 換気扇が回っているか確認
- 換気扇はできるだけ24時間回し続ける
- 入浴後は浴槽のフタを閉めて必ず換気扇を回す
- ガスコンロを使ったら必ず換気する
- 加湿器を使い過ぎない
- 給気グリルが閉じていないか確認
- 換気扇と給気グリルが目詰まりしないようこまめに掃除する
- 洗濯物の室内干しはしない
- ガスファンヒーターなどの暖房を使用したら必ず換気する
- 家具は壁と隙間をあけて置く
断熱・調湿商品採用事例
換気を十分にして、水蒸気が発生しないように心掛けているのに、まだ結露がする。また、空調機器の効率を上げて光熱費をおさえたい。そんな方には以下のように断熱・調湿商品を採用した事例もございます。ぜひ、担当者にご相談ください。
- ※断熱・調湿商品は結露を軽減させるためのものですが、住まい方・外部の状況により完全に防止することはできません。詳しくはお問い合わせ下さい。
遮音について
上下階の音
上下階の音が響きやすいマンションでは、管理規約において「LL-45以上の等級のフローリング使用すること」と定められていることが多くあります。この数字は、上階の床音が下階でどの程度に聞こえるのかを基準として決められている、音の伝わりにくさの数値でL値またはL等級といい、【遮音等級】を表しています。「LL」は軽量床衝撃音を示す値で、そのほかに重量床衝撃音を示す「LH」もあります。その後に続く数字は、小さいほど遮音性能がよいことを示しています。例えばLL-45とLL-50では、LL-45の方が遮音性が高いことになります。軽量床衝撃音とは一般にスプーンやコップを落とす音で、重量床衝撃音とは、重いものを落としたときやお子さんが飛び跳ねたりするドンという音になります。
軽量床衝撃音はフローリング等のLL値の低いものを選択することで減らすことはできますが、重量床衝撃音の方は残念ながら床のコンクリートの厚さを厚くしないと解消できません。
建材メーカーからはさまざまな仕上でLL-40まで発売されています。
隣戸からの音
また、当社ではマンションの寝室等のお部屋を防音室のようなハイスペックではなく、1ランク以上の性能をアップさせることを目標とした隣戸との戸境壁との音をさえぎるための仕様を開発いたしました。コンクリート面から約72mmの壁を造作することで約8DB※改善することが検証されています。詳細は担当者にご相談ください。
- ※長谷工技術研究所による