トイレのノズル掃除の方法!汚れの落とし方や注意点を解説
汚れを見落としがちなトイレのノズルの掃除方法をご紹介します。
■ご注意
トイレのノズルは壊れやすいため、無理に引っ張ったりせず丁寧に扱うようにしましょう。また、洗剤が使用できない場合もあるため、掃除の前にメーカーの取扱説明書を確認するようにしてください。
【トイレのノズル掃除】汚れる原因は大きく3つ
水垢
水垢とは、水が蒸発した際に、水道水に含まれるミネラル分が残りこびり付いたものを指します。トイレのノズルから出た水や、はね返った水によって水垢が発生します。水垢は、放置すると固くなってこびり付いてしまい、一度こびり付くと取りにくくなる厄介な汚れです。
尿石
尿石とは、流しきれなかった尿のなかに含まれているカルシウムが結晶化したものです。トイレ内に飛び散った尿がノズルに付くことで尿石が付着する可能性があります。
尿石ができるとニオイの原因になったり、黄ばみになったりします。尿石は簡単には落ちないため、適切な洗剤を使うことがおすすめです。
カビ
トイレのノズルに付着した汚れに雑菌が付着することでカビが発生します。ノズルは水が付いた状態で収納されるうえ、トイレという環境上、雑菌も多く、黒カビが発生しやすい部分です。カビを放置したままだと、不潔な状態でトイレノズルを使用することになるため、定期的な掃除を心がけましょう。
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トイレクリーニング
詳しくはこちらトイレのノズル掃除をしないとどうなる?
トイレのノズルを掃除しないと、不具合や故障の原因になります。具体的には、ノズルが出てこなくなったり、洗浄の水が出てこなくなったりなどの不具合があるので気を付けましょう。原因として、ノズルの目詰まりやノズルに付着した汚れの蓄積などが挙げられます。
また、ノズルから出る水は直接体に触れる場所であるため、掃除を怠ると非常に不衛生です。トイレノズルは定期的な掃除を心がけ、清潔を保ちましょう。
【トイレのノズル掃除】水垢や黒ずみを落とすには?
■所要時間:10分~
■難易度:★★☆☆☆
■掃除頻度の目安:週に1回
掃除の前に、次のような準備をします。
まずはトイレの水を止めます。止水しないと掃除中に水が流れ出してしまって非効率であったり、センサーが反応して水が周りに飛び散ったりすることがあるため、必ず水を止めましょう。方法としては、便器の後ろにある「止水栓」を、マイナスドライバーで締めることで止まります。また、掃除の前にノズルを引き出しておきましょう。「ノズル掃除ボタン」があるトイレの場合はボタンを押し、ない場合は手動で引き出すことができます。ノズルが引き出せたらトイレの電源を切ります。
トイレのノズルは一般的にプラスチックでできており、酸やアルコールに弱い特徴があります。陶器でできている便器や手洗い場と違い、傷付きやすいため使える道具も限られています。掃除の際は、トイレメーカーの説明書や蓋裏の注意書きを必ず確認しましょう。トイレ用洗剤の使用が禁止されていることもあります。
普段の掃除はやわらかい布を濡らして絞り、やさしく拭き取るだけです。汚れがひどい場合は中性洗剤を染み込ませて拭き取るのがおすすめです。
なお、トイレのノズルの収納口についても同じように電源をオフにした状態で始めます。使い古した歯ブラシや濡らしたスポンジを使い、汚れをやさしくこすり落とします。特に細かな部分には綿棒を使うと、スムーズに汚れが取れますよ。
トイレのノズルに触りたくない…。そのような人には「ノズル専用スプレー」
トイレのノズルは雑菌の多い部分です。手で触りたくない人もいるのではないでしょうか?そのような人におすすめしたいのが、市販の「ノズル専用スプレー」です。ノズル専用スプレーを使うと手で触れることなく掃除できます。トイレ掃除に抵抗がある人は使ってみるのもよいかもしれません。
ただし、ノズル専用スプレーの成分がトイレのノズルの素材に適していないこともあるため、メーカーによっては使用を禁止している場合もあります。事前に取扱説明書を確認してください。
トイレのノズルが出てこないときの対処法
トイレのノズルが出ない場合に考えられる原因として、コンセントが抜けていたり、リモコンの電源がオフになっていたりといったことが挙げられます。まずは電源プラグが正しく挿入されていることや、ブレーカーが落ちていないことなどを確認する必要があります。
リモコンのスイッチが反応しない場合は電池が切れている可能性があるため、新しい電池に交換してみましょう。また、ノズルが汚れで詰まっていると正常に動作しないことがありますので、やわらかい布や使い古した歯ブラシでノズル部分を丁寧に拭き取ってください。
さらに、温水洗浄便座がしっかりと便座に取り付けられているかも確認が必要です。便座にガタつきがあるとノズルがうまく作動しない場合があります。
取扱説明書に従い、ノズルを出す方法も試してみましょう。それでも改善が見られない場合は、専門業者に修理や交換を依頼することをおすすめします。
【トイレのノズル掃除】忘れがちな部分もきれいにしよう!
トイレのノズルや収納口以外にも、汚れがたまりやすい場所は意外と多くあります。ここでは、脱臭フィルターやセンサー、便器の間など、気になる部分を簡単に掃除する方法をご紹介します。
脱臭フィルター
ノズルが付いているトイレの多くには「脱臭フィルター」と呼ばれる部品が付いています。脱臭フィルターとは、トイレのニオイを取り除いてくれるものです。脱臭フィルターがある場所はトイレによって異なるため取扱説明書を確認しましょう。
脱臭フィルターにほこりがたまってしまうと、フィルターの機能が弱まります。中にたまったほこりは使い古した歯ブラシなどでこすって取り除くか、ひどい場合は水洗いします。水洗いした場合は、よく乾かすようにしましょう。
自動センサー
トイレの自動センサーは、汚れると誤作動の原因になるため、定期的に拭き掃除をして汚れがたまらないようにすることが大切です。乾拭きで汚れが取れない場合は、濡れた雑巾でしっかりと水拭きを行ない、汚れの膜が残らないようにしましょう。最後に、乾いた布で仕上げ拭きをして完了です。
温水洗浄便座と便器の間
トイレを使用するときの尿やノズル洗浄時のはねが、便座と便器の隙間に入り込むことで汚れが蓄積しやすくなります。リフトアップ式の便座であれば、便座横のボタンを押しながら手前にスライドさせると簡単に持ち上がるので、狭い隙間の掃除も可能です。ただし、便座の取り外し方法はメーカーごとに異なる場合があるため、必ず取扱説明書を確認しましょう。
便座と便器の隙間にたまった尿やほこりなどの汚れには、アルコール水をスプレーし、雑巾で拭き掃除を行ないます。後述しますが、二オイが気になる場合は、クエン酸水スプレーを使うと効果的です。また、手の入りにくい細かな部分も汚れがたまりやすいため、使い古した歯ブラシや綿棒で汚れをこすり落とし、拭き掃除も併せて行ない、しっかりと汚れを取り除きます。取り外しができる便座は、掃除後に元の位置に戻して、電源コードや給水ホースが挟まらないよう注意してセットしましょう。
アルコール水は、水110mlに消毒用エタノール90mlを加えて作ります。アルコールには除菌効果があるため、ほかの場所の掃除にも使用できて便利です。
トイレのノズル掃除をする際の注意点
トイレのノズル掃除は、間違った掃除方法でお手入れを行なうと故障につながることがありますので、注意点をしっかり押さえて安全に掃除をしましょう。温水洗浄便座の構造や掃除手順はメーカーによって異なるため、掃除を始める前には必ず取扱説明書を確認し、推奨されている方法で掃除することが大切です。
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トイレクリーニング
詳しくはこちらトイレのニオイが消えたー!
今まで見逃していたのが悔しいくらいだよ…。
これからは継続的にきれいにしようね!
忘れられがちなノズル掃除だけど定期的に行なってほしいニャ!トイレがピカピカだと気持ちがいいニャ!
トイレ、なんか変なニオイがする。
本当だ!トイレ掃除は欠かさずしているのに…。
でもトイレのノズルの部分、なんだか汚くない?
そこって掃除できるところなの!?掃除方法が全く分からないよ~!
トイレのノズルは中性洗剤を使って簡単に掃除できるニャ!トイレのなかでも忘れられがちな場所だから要注意ニャ!