ステンレスシンクの磨き方は?道具やお手入れ方法を解説
ステンレスシンクの磨き方を汚れの原因別にご紹介します。
■ご注意
ステンレスの磨き過ぎは傷の原因になりますので注意しましょう。また、シンクをはじめキッチンまわりの掃除に不安がある方は、プロの業者へ依頼するようにしましょう。
ステンレスシンクの掃除
キッチンに使われるステンレス製のシンクは、時間がたつにつれ、くすんだり汚れが目立ったりしてしまいがちですよね。「なかなか落ちない頑固な汚れに困っている」「ステンレスの掃除方法が分からない」「ピカピカの気持ちよい状態をキープしたい」という方もいるのではないでしょうか?
くすみの原因によって、適した方法でお手入れすることでピカピカなシンクを保つことができます。今回は、ステンレスシンクの掃除に必要な道具やきれいに磨く方法について詳しく説明します。まずは、ステンレスシンクがくすむ原因を見てみましょう。
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詳しくはこちらステンレスシンク磨きの前に知りたい!くすみの原因5つ
ステンレスシンクにおけるくすみの原因は、主に以下の5つです。
[ 1 ] 油汚れ
調理や食器洗いなどの際に発生する油が、ステンレスシンクに付着することでしつこい油汚れの原因となります。この汚れが放置されると、ほこりが付着したり酸化したりして悪臭の原因となることがあります。そのため、油汚れが付着した場合は、早めにお手入れすることが大切です。
[ 2 ] 食品による汚れ
食品が付着してそのまま残ったり、カレーやミートソースなどの色の濃い食品や、お茶を流した後の色素が残ったりして、着色汚れとなることがあります。ステンレスシンクがくすんだように汚れていたら、早めにお手入れしましょう。
[ 3 ] ぬめり
油汚れやせっけんカス、生ごみ、雑菌などからぬめりは発生します。放っておくと雑菌が繁殖してキッチンの排水口から嫌なニオイがしたり、コバエが発生したりします。ぬめりが発生した際は、重曹や酸素系漂白剤を使ってきれいにしましょう。
[ 4 ] 水垢
ステンレスシンクに付着する水垢の原因は、水道水に含有するミネラルやカルシウムなどです。水を流した後、拭かずにそのまま放置すると残った水が蒸発してミネラルやカルシウムがシンクの表面に残ります。その結果、白い水垢の汚れが発生します。
水垢が付着したばかりであれば、比較的簡単に拭き取ることが可能です。しかし、時間が経過すると取り除くのが難しくなるため、こまめなシンクの水垢掃除が必要です。
[ 5 ] せっけんカス
せっけんカスも、ステンレスシンクがくすむ原因のひとつです。せっけんカスには、「金属せっけん」と呼ばれるものがあります。金属せっけんは、水道水中のミネラルと洗剤に含まれる成分が結びついてできる汚れで、ステンレスシンクに付着しやすい性質があります。
水垢と同様、せっけんカスも長時間放置していると取り除くのが手間となるため、定期的な掃除が大切です。
ステンレスシンク磨きに使う道具
ステンレスシンクを磨く際に使用する道具は以下の通りです。
・スポンジ
・スプレー容器
・マイクロファイバークロス
・研磨剤・洗剤(重曹、クエン酸)
研磨剤や洗剤(重曹やクエン酸)は、汚れの原因や掃除方法によって使用するものが異なるため、以下で詳しく説明していきます。マイクロファイバークロスは、ナイロンやポリエステルなど細かい繊維からできていることから吸収性や速乾性に優れているため、水まわりの掃除におすすめです。
正しい道具と掃除方法で、ステンレスシンクをきれいにしましょう。
ステンレスシンクの磨き方
ここからは、ステンレスのくすみや汚れの原因に合わせた磨き方を見ていきましょう。主に、油汚れや食品による汚れ、ぬめりには重曹を使用して掃除します。一方、水垢やせっけんカスにはクエン酸を活用します。これらの方法を使えば、金属磨きやクリーナーなどの特別な道具は必要ありません。
また、重曹やクエン酸は料理にも使われるようなものであるため、食べ物を扱うシンクの掃除に安心して使えます。
キッチンまわりの掃除が大変で、なかなか時間が取れないという方はプロの業者にハウスクリーニングを依頼するのもおすすめです。
重曹を使った掃除方法
■所要時間(置き時間も含む):10分
■難易度:★★☆☆☆
■掃除頻度の目安:使用の都度
油や食品からくる汚れやぬめりは重曹で落とすことができます。掃除方法は次の通りです。
まず、重曹は粉末のままシンクに振りかけます。こうすることで、重曹がクレンザー代わりになるのです。スポンジでこすり、汚れを落とした後、仕上げに水で全体を洗い流して完了です。
ただし、ステンレスを過度に磨くことは、ステンレスに傷を付けたり、サビの原因になったりする可能性があるため注意しましょう。従って、やわらかいスポンジを使用して磨くことがおすすめです。
クエン酸を使った掃除方法
■所要時間(置き時間も含む):15分~
■難易度:★★☆☆☆
■掃除頻度の目安:週に1回
水垢やせっけんカスはクエン酸を使用して取り除くことができます。水垢はアルカリ性の汚れであるため、酸性のクエン酸を利用することがおすすめです。クエン酸は水垢を中和し、固まった水垢をやわらかくします。掃除の手順は以下の通りです。
200mlの水にクエン酸小さじ1/2(濃度1%)を溶かし、クエン酸水を用意します。クエン酸水をスプレー容器に移し、水垢に吹きかけます。約10分程度放置したら、水垢やせっけんカスをスポンジでこすり、水でよくすすぎます。水垢を防ぐため、マイクロファイバークロスで隅々まで拭き取りましょう。
ただし、ここでしっかりと水ですすがないと、サビの原因になる可能性があるため注意が必要です。
ステンレスシンク磨きがラクになる方法をご紹介!
日々のステンレスシンクの掃除をラクにするために、コーティング剤を利用することがおすすめです。これは、シンクの表面にコーティングを施し、くすみや汚れを取り除きやすくする特別な商品です。ホームセンターやインターネットで購入が可能で、ほかのお掃除グッズと一緒に購入することにより、送料無料で届けてもらえる場合もあるためチェックしてみるとよいですね。忙しくて頻繁に掃除できないという方や手間を省きたい方はぜひ活用してみてください。
ただし、使用するコーティング剤によってはシンクを傷付けてしまったり、変色させてしまったりする恐れがあるため、事前に確認するようにしてください。
シンクに金属製のものを置くことで発生する汚れはサビ!
金属製の調理器具や、缶詰のような金属製のごみを置いておくことで発生する、赤色や黒色の汚れの正体は「もらいサビ」と呼ばれるサビです。
もらいサビは、シンクに金属類を長時間放置することで、互いの腐食から素材を守るためのコーティングが破壊されるために発生します。基本的には赤サビが発生し、熱が加わった場合は黒サビに変化する特徴があります。
これらのサビを取り除くには、水で湿らせたメラミンスポンジを使用してやさしくこするのが効果的です。水だけでは落ちない場合は、重曹やクエン酸を利用することもできます。また、サビを防ぐために、シンクを使用した後は水をしっかり拭き取ることやシンク内にものを置きっぱなしにしないようにすることが大切です。
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詳しくはこちらシンクがピカピカになったね!
この状態を維持したいな!
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ママ!キッチンのシンクが白くなってるよ!
ステンレスシンクの掃除は手間がかかるし、汚れがなかなか落ちないんだよな...。
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