あなたの今を聞かせて!
地球に優しいこと、何かやっていますか?
地球に優しいこと、何かやっていますか?
回答者数 : 計2,880名
対象者 : 長谷工IDをお持ちの方で、環境問題に少しでも関心のある方
回答者数:計2,880名
対象者:長谷工IDをお持ちの方で、環境問題に少しでも関心のある方
激しい雷雨の中、Caféにいつもと違う顔ぶれが飛び込んできました。塾帰りの小学生の男の子とお母さんが、雨宿りのために通りすがりのCaféに入ってきたのです。
「最近、雨の降り方が激しいわね。」というお母さんのつぶやきに、子どもが学校で習った「地球の温暖化」や「SDGs」について話し始めます…。
SDGsとは
SDGsとは「サステナブル・デベロップメント・ゴールズ(持続可能な開発目標)」の略称です。2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標で、17の目標と169のターゲットがあります。
地球温暖化や海洋汚染、貧困やジェンダーなど多様な面から世界が抱える問題を考え、「持続可能な社会」を目指す活動です。
「SDGs」について「知っている」と答えた方は50%を超えていて関心の高さがうかがえます。さらに「聞いたことはあるが、具体的にはよく分からない」を加えると、約85%となり、言葉としては多くの方が知っていることになります。学校教育やニュース番組などで取り上げられていることもあり、認知度は高いようです。
SDGsが身近になりつつある今、みなさまは環境問題に対してどのようなお考えをお持ちかお聞きしました。
関心が高い問題として一番多かったのは「地球温暖化」で30%。ついで「食品ロス」を20%の方が挙げられました。
1位の「地球温暖化」については、「年々、猛暑日が増えているし、大きな災害も増えている」や「雨にしても気温にしても、子どもの頃と今の環境が違いすぎる」など、体感として危機感を持っている方が多いように見受けられました。
また、2位の「食品ロス」は「テレビで話題になっているし、一番身近に感じるから」や「恵方巻きの廃棄ニュース」など、大々的に取り上げられていることから関心を持つようになった方がほとんどでした。報道の力は大きいですね。
私たちが経済活動や社会活動を送る上で、地球の環境が健全であることは大前提です。そのため「環境保全」は基礎的な課題となるでしょう。
「SDGs」の17の目標の中でも、「安全な水とトイレを世界中に」「気候変動に具体的な対策を」「海の豊かさを守ろう」「陸の豊かさも守ろう」の4つが掲げられています。それぞれの目標を達成するために「個人でできる具体的な取り組み」をうかがったところ、たくさんの回答をいただきました。
「水質汚染」についてうかがったところ、「油を排水溝に流さない」「汚れた食器はペーパーや布でふき取ってから洗う」など、まずは汚れを流さないことに気を付けられている方が多いようです。
また「油を使う料理を作る回数を減らす」や「合成界面活性剤を使わない環境にやさしい洗剤を使っている」など、そもそも水の汚れを作らない行動を心掛けている方も。
CO2の削減といえばまずは節電!ということで「エアコンを使わない」と回答されている方が多かったですが、熱中症のこともあるので、必要な場面でも使わないのはかえって心配です。
無理はされずに、「サーキュレーターを使う」や「エアコンの設定温度を上げる」など、上手に使っている方のアイデアを真似してはいかがでしょうか。
また「自転車で行けるところは自転車でいく」や「アイドリングストップ」など、車からのCO2削減も関心が高いようです。
レジ袋の有料化などが進み、すっかりなじんだ感のある「エコバッグ」。多くの方が活用されているようです。「詰め替え用商品を選び、ボトルを購入しないようにしている」や「リサイクルできるものはすべてリサイクルし、なるべくプラスチック容器に入ったものは買わない」など、プラスチック容器の使用を減らす取り組みも目立ちました。
残念ながら植樹に参加したことがある方は少数でしたが、「そういう機会があれば参加したい」と、情報やチャンスによって希望される方も多いようです。
また「購入額の数パーセントが植林、森林保全に使われる商品の採用」や「長持ちする家具を購入。まだできていないが家具のサブスクやリースも利用したい」など、間接的な方法で緑を守る活動をされている方も。
実際にお聞きしてみると、予想以上にお一人お一人が日々、環境について考えて行動されているようです。環境問題への関心が高まる中、長谷工グループでも、企業としてSDGsに取り組んでいます。
Caféではちょうど、常連さんの一人である環境住まいスターがお茶を飲んでいました。胸につけられたSDGsのバッジに気づいた男の子が声をかけます。