喜連団地

マンション建替えの概要

補助金の活用でワンランク上のグレードに

喜連団地は、1968年に大阪府住宅供給公社から分譲された2棟64戸の団地でした。
築後22年の1990年に有志が建替え準備委員会を発足しましたが、バブル崩壊の影響により納得のいく計画を提案できず、建替え問題は凍結しました。
しかし区分所有者の方々の「マンションを建替えたい」という強い思いから、1993年には活動を再開しました。

長谷工コーポレーションは建替え準備委員会との二人三脚で充分なヒアリングを行い、
区分所有者の新しいマンションへの要望を最優先して設計に盛り込みました。

阪神・淡路大震災の影響で計画案の見直しが必要になるなど困難もありましたが、
優良建築物等整備事業の補助制度の導入という恵まれた条件のもと区分所有者全員の合意が得られ、
建替えへの活動再開から2年後には着工、さらに2年後にはマンションが完成と早期での建替えを実現しました。