長谷工のマンション建替え

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豊中久保団地 7号棟

マンション建替え実績・事例

豊中久保団地 7号棟

ディオ・フェルティ豊中

大阪府豊中市螢池南町

複雑な敷地所有形態の団地の将来に危機感

  • 建替え後の外観

  • 建替え後の外観

  • エントランスホール

※掲載の住戸内写真は分譲住戸の写真です。

建替え前後の比較

建替え前

建替え前

1957年 分譲 (事業主:日本住宅公団)

建替え後

建替え後

1995年 竣工 (事業主:株式会社長谷工都市開発)

※事業主名は、当時の社名です。

  • 敷地面積
    1,270.47㎡(384.31坪)
  • 構造規模
    鉄筋コンクリート造3階建
    鉄筋コンクリート造6階建
  • 総戸数
    12戸
    32戸
  • 間取り
    2DK
    3LDK~4LDK
  • 専有面積
    50.77㎡
    63.07㎡~89.19㎡

マンション建替えの活動

    • 1987年頃
    • 建替え推進会を結成
    • 1988年
    • 事業協力者に長谷工コーポレーションを選定
    • 1993年11月
    • 着工
    • 1995年1月
    • 竣工

マンション建替えの概要

団地の共同建替えを断念して分割建替え方式を採用

豊中久保団地は1957年に日本住宅公団から分譲された全体で11棟の団地で、1~6号棟がテラスハウス、
7・9・10・11号棟が区分所有、8号棟が法人社宅でした。当時、建物敷地は団地内の棟ごとに分割され、
それぞれの棟ごとに所有し、公園緑地は全体で共有、団地内通路は豊中市に移管されるという複雑な敷地所有形態でした。

築後30年を迎える頃には、テラス棟の2棟はすでに解体され駐車場に転用、8号棟は単独で分譲マンションに建替えられようとしていました。こうした状況の中、区分所有棟4棟の区分所有者は今後の団地の有り様に危機感を持ち、団地管理組合とは別に建替え推進会を結成しました。

当初は団地全体の共同建替えを検討しましたが、行政をはじめ様々な所有者の思惑が錯綜し、共同建替えを断念。合意形成が進んだ棟から随時建替える「分割建替え」を選択することとなりました。

そして1995年1月に区分所有の7号棟12戸が32戸のディオ・フェルティ豊中として最初に建替えられました。

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