神奈川県横浜市磯子区洋光台
熱意と粘りで事業内容の再検討を重ね、全員合意で建替えを実現
マンション建替えの概要
緑地と公園と並木に包まれた、地震に強い住まいが完成
メゾン洋光は1974年に駅前団地内商業店舗の従業員社宅として日本住宅公団が建設した40戸の住宅でしたが、社宅として居住が開始された後に一般分譲されました。
築後25年を経過した頃から区分所有者内で建替え検討が始まりましたが、意見の調整が図れず計画は中断していました。その後、築後30年の2004年を過ぎた頃、建物の傷みが激しく修繕費がかさむようになったことから本格的に建替えの検討を再開、2006年9月、事業提案コンペで長谷工コーポレーションが事業協力者に選定されました。
2007年7月に建替え決議が成立しましたが、決議後の資材・労務費等の高騰により事業内容の再検討を余儀なくされました。そうした状況のなかでも区分所有者と長谷工コーポレーションは "熱意" と "粘り" で討議を重ね、ナイス株式会社をデベロッパーとして迎え、区分所有者全員の賛成となり、2008年8月に着工の運びとなりました。
2009年10月、現行の建築基準法に定められた耐震強度に対して1.25倍の強度を備え、屋上緑化を採用し環境にも配慮した洋光台緑地に隣接する緑に包まれた72戸の新しいマンションへ生まれ変わりました。