長谷工のマンション建替え

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管理組合理事長

マンション建替え経験者の声

本郷センターハイツ

管理組合理事長

住民の合意を得るまでが大変でしたが
責任を果たすことができてほっとしています。

インタビュー内容

1-2階に店舗が併設された建替え前のマンションはどのような状況でしたか?

  • マンションの1-2階に店舗が入っていて、設備を共有していたこともあり、特に電気設備や給排水の痛みが激しい状態でした。
  • 阪神淡路大震災の後に行った耐震診断の結果からも耐震性に問題があり、危険なことは分かっていました。
建替え前の外観

建替え前の外観

住民の方々はどう思われていたのでしょうか?

  • 過去に理事を経験した方々は修繕では限界があると実感していましたが、当時の住民からすると、現時点では大きな問題に直面していないので、「今後も修繕を重ねていけばよい」と考えており、先送りにする空気がありました。
はどう思われていたのでしょうか?

建替えを検討することになったきっかけは?

  • 店舗側の区分所有者企業から建替えの要望があったのがきっかけです。
    理事会で問題提起をしても、なかなか進まない問題だったので、企業からの発信があったことと、そしてこのタイミングで長谷工さんが事業推進アドバイザーに入ってくれたことで、議論が動き出しました。
エントランスアプローチ

エントランスアプローチ

長谷工がいて助かったなと思う点について

  • 2週間に一度の頻度で理事会を開いていましたが、その中で長谷工さんには足繫く通っていただきました。
  • 全体の説明会と個別の面談を6回程度行いましたが、そこにも長谷工さんに同席いただき、地道な理解活動をサポートいただきました。
長谷工がいて助かったなと思う点について

オール住宅の建替えプランから店舗併設プランに変更された経緯について

  • 住民の負担を極力減らしたいという想いから、店舗併設ではなく、オール住宅の建替えプランで進めていました。しかし、店舗側の要望で再出店したいというお話があり、店舗併設プランを再検討せざるを得なくなりました。
  • 住民側としては負担金を増やさない前提なら…ということでお受けし、長谷工さんにプランの再検討をお願いしました。
建替え後の外観:南東面

建替え後の外観:南東面

最終的には店舗併設の建替えプランが実現したんですね

  • 長谷工さんが非常にねばり強く店舗所有の企業と交渉を続けてくれたおかげで、店舗併設の建替えプランに変更しながらも住民の負担金が増えない、我々の希望を考慮した建替えが実現しました。
  • 結果的にはマンションの1階にドラッグストアが入ることになり、住民にとっても日々の生活が非常に便利な建物になりました。
建替え後の外観:店舗北東面

建替え後の外観:店舗北東面

建替えを無事終えられた感想をお聞かせください

  • 駅前の立地だったため、地震・事故・災害という目前に迫るリスクを避けることができ、社会的な責任を全うすることができたのではないかと思います。
  • ゴーストマンションに向かっていく負のスパイラルから脱却できたのは良かった点だと思います。
建替え後の外観:南東面

建替え後の外観:南東面

これからマンション建替えを検討される方へのアドバイス

  • 誰かがいつかはやらなくてはいけない事なので、理事は腹をくくって望む必要があるかと思います。
  • 理事を中心としたネットワークをつくり、コミュニケーションを醸成していくことも大切です。
  • 理事だけでは限界があるので、早期から専門家のサポートをもらい、管理会社・理事・専門会社の三位一体の活動が必要だと考えています。
これからマンション建替えを検討される方へのアドバイス

長谷工担当者からのコメント

長谷工担当者

長谷工担当者

長谷工担当者

本郷センターハイツは、建替え事業の推進にあたり、戸数も少ないことから専門委員会のような組織を設けず、理事会中心で推進した稀な事業です。ただしその分、委員会で協議し理事会へ答申するという手間が省け、様々な局面で判断が早かったように感じます。

理事会は区分所有者の方々との対話を欠かすことなく、また女性を中心とした井戸端会議的な情報発信や情報収集が上手く繋がり、店舗所有者との協議に時間は要したものの、そういった活動が、早期の合意形成につながったものと思います。

事業完了時には権利者の皆様に感謝いただき、また先般、マンションを訪問しましたが、再入居された方が嬉しそうにご友人にマンションを案内されている姿を見て、改めて建替え事業のやりがいを実感しました。

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