1995年の阪神淡路大震災で現在の新耐震基準(現行基準)を満たさない1981年(昭和56年)以前の建物に被害が集中したことから、大地震時に倒壊・崩壊する危険性がないか確認する必要が指摘され、現行基準を満たさない建築物については積極的に耐震診断や改修を進めることとされました。東日本大震災では東京は震度5弱程度でしたが、首都直下地震では震度7から6強程度(阪神淡路大震災並み)と予想されています。
「耐震診断」は現行基準と比較してどの程度の耐震性を持っているかを判定するものです。
人が健康診断を受けてから治療を始めるように、ご自身とご家族の命を守るため耐震診断でお住まいの耐震性を確認することが必要です。