錦二丁目7番第一種市街地再開発事業
(プラウドタワー名古屋錦)
錦二丁目地区の再生に向けたリーディングプロジェクト
名古屋・錦二丁目地区は、かつて日本三大繊維問屋街に数えられるほどの発展を遂げましたが、産業・流通構造の変化などにより、空きビルや駐車場が増加し、まちの空洞化が進んでいました。まちの活力を取り戻すべく、あいちトリエンナーレやゑびす祭りなどのイベントの継続的な実施や、都市の低炭素化に貢献する低炭素モデル地区事業として位置づけられる等、複合市街地としての新たなまちづくりが期待されていました。
本事業は都市居住の促進を図るための「住宅」、日常生活を支え地区のにぎわいを創出する「商業施設」、かつての錦二丁目地区の交流の場となっていた「会所」や「路地空間」を創り出す「エリアマネジメント活動拠点施設」、帰宅困難者のための「一時避難ステーション」など多様な都市機能を有しています。「錦二丁目地区」の再生・活性化を担うリーディングプロジェクトとしての市街地再開発事業です。
事業概要
- 所在地
- 愛知県名古屋市中区錦
- 区域面積
- 約0.7ha
- 権利者数
- 13名
- 用途
- 住宅、商業施設、駐車場
- 規模
- A地区:地上30階、地下1階 B地区:地上5階
- 住宅戸数
- 402戸
- 事業施行者
- 錦二丁目7番地区市街地再開発組合
- 参加組合員
- 野村不動産、旭化成不動産レジデンス
エヌ・ティ・ティ都市開発、長谷工不動産 - 設計者
- 日本設計(基本設計・デザイン監修)
長谷工コーポレーション(実施設計) - 施工者
- 長谷工コーポレーション
事業スケジュール
- 2013年3月
- 準備組合設立
- 2017年2月
- 都市計画決定
- 2017年11月
- 組合設立認可
- 2018年8月
- 権利変換認可
- 2019年3月
- 工事着工
- 2022年3月
- 工事完了