実績のご紹介

東京都港区白金

白金一丁目東地区第一種市街地再開発事業
(白金アエルシティ)

インタビューあり 事業協力者 施工

住みつづけられる街づくり
町工場の再生と住宅・商業・業務の複合再開発

白金一丁目東地区は、大正時代から古川の水を利用した印刷業や金属加工業などの工場が集積しはじめ、昭和の高度成長期には京浜工業地帯を支える町工場の街として大きく発展し、住宅や店舗が混在した密集市街地を形成していました。

しかしその後、町工場は転出・廃業などが進み、街は徐々に活力を失っていきました。平成に入り、地下鉄新線の開通もあいまって、再開発事業ヘの取り組みが始まりました。

当事業は“住みつづけられる街づくり”を目指し、住宅と共に店舗・町工場・業務棟をバランスよく再配置することによって、街全体の活力を取り戻しました。特に町工場を集積した工場街区を創出し、町工場を再生した極めて稀な再開発事業として注目されました。

長谷工コーポレーションは、事業の初期段階より事業協力者として加わり、都市計画段階における基本構想・基本計画の立案、工場街区の提案、資金調達そして事業全般のプロデュ―ス役として、全ての業務に関わりながら、当再開発事業を推進しました。

事業概要

所在地
東京都港区白金
区域面積
約2.5ha
権利者数
186名
用途
共同住宅・事務所・店舗・工場
規模
住宅棟:地上42階・地下3階建
業務棟:地上26階・地下2階建他
住宅戸数
626戸
事業施行者
白金一丁目東地区市街地再開発組合
参加組合員
中央三井信託銀行・住友商事・三井物産・
オリックスリアルエステート・鹿島建設
設計者
梓設計
施工者
鹿島建設・長谷工コーポレーション・新日本製鐵 建設工事共同企業体

事業スケジュール

1992年1月
準備組合設立
1998年10月
都市計画決定
2000年11月
組合設立認可
2002年7月
権利変換認可
2002年7月
工事着工
2005年11月
工事完了