分電盤には、家庭で電気を安全に使うための機能が備わっています。中に複数のブレーカーがあり、その役割は大きく分けて三つ。一つ目のアンペアブレーカーは、契約しているアンペア数以下で適切に電気を使用しているかを判断し、異常があると電気を遮断します。
二つ目の漏電遮断器は、漏電を検知する役割を担います。
漏電が検知された時に落ちるのが、三つ目の安全ブレーカー。これは各部屋や場所ごとの電気を管理するもので、該当箇所に電気の使いすぎや漏電があると落ちて事故を防いでくれます。
自分でできる点検としておすすめなのは、時々分電盤を触ってみること。不自然に熱くなっていたら異常がある証拠なので、専門の業者に連絡をしましょう。

漏電遮断器については、月に1回はご自身で点検を。やり方は簡単で、ブレーカーが入の状態で、横についているテストボタンを押すだけです。

正常に機能している場合は、テストボタン上の漏電表示ボタンが飛び出し、レバーが下がり家庭内の電気が切れます。漏電表示ボタンを押してレバーを上げれば、再び電気は使えるようになります。