ミラノサローネ2024で感じる、インテリアのキーワード
2024年7月 2日
今年もミラノサローネ国際家具見本市が開催され、はじめて長谷工リフォームの設計・デザイン課のメンバーOが視察に行ってきましたので、その様子を皆様にもレポートしたいと思います。
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┼─目次──
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1.ミラノサローネとは?
毎年4月にイタリアのミラノで開催される国際的なデザインと家具の見本市通称「ミラノサローネ」、正式名称を「サローネ・デル・モービレ・ミラノ」 と言います。
2024年総来場者は約37万人、うち海外からの来場者が59%とデザイン、インテリア、家具、アート、クラフトなどの分野で、世界中から注目を集める展示会です。ミラノ市内でもさまざまな企業やデザイナーによる展示が行われ、「ミラノデザインウィーク」と呼ばれています。
2.素材のキーワード
まだまだ日本では珍しい素材の家具がたくさん展示されていました。日本の各メーカーもミラノサローネのトレンドに影響を受けているので、数年後には日本でも同じような素材を使った家具などを見るようになるかもしれません。気になった素材をいくつかご紹介します。
●ロッソレバント:今年よく見かけた色味のある大理石。家具や壁面素材などポイントで使われていました。
●トラバーチン:リビングテーブルに多く見られました。
●ブークレー:昨年からひき続き人気の素材。モコモコした肌触りで気持ちがいいです。
3.家具のキーワード
アウトドア用の家具や屋外での過ごし方の提案も多かったように感じました。ミラノ市内では屋根のない屋外でお酒や飲食を多くの人が楽しんでいる様子を見ました。(明るいうちから羨ましいです...)
4.キッチンのキーワード
キッチンと一体になったダイニングカウンターを多く見かけました。長谷工リフォームでもオーダーで制作したことはあるのですが、これからますます人気になってきそうです。
5.【番外編】足場シートや町中の様子
街の景観に配慮する文化が根付いているのか、大規模修繕中の足場シートも建物の外観を模したシートでとても素敵でした。
町中でもアウトドア用の家具がよく見られました。写真はブランドショールームの中庭です。
いかがでしたでしょうか。
全ての写真をお見せできないのが残念ではありますが、少しでもミラノの雰囲気を感じて頂けたなら嬉しいです。
これからも皆様の思い描くリフォーム・リノベーションを実現するサポートを精一杯やっていきたいと思っております。
最後までご覧いただき、ありがとうございました^^