リフォーム・リノベーション事例

心安らぐ和室リフォームの極み ~実家の温もりを再現~

  • ①思い出深いご実家の和室を見事に再現されました。K様ご自身で職人と一つ一つ丁寧に打ち合わせを重ねて完成させた障子、床の間、床脇は芸術的な作品です。

  • ②K様ご自身でショールームに足を運び、幼い頃から馴染み深い、故郷山梨県甲府の富士山をデザインに選ばれた襖紙はオーダーメイド。富士山と金箔が織りなす襖紙は、まるで絵画のような美しさです。

  • ③障子にはご実家同様に江戸組子を選ばれ、デザインは職人と綿密に打ち合わせを行い、一つ一つ細部にまでこだわり抜きました。伝統的な木工技術を駆使して作られた美しい格子模様と鶴が飛び立つ姿が、優雅な雰囲気をもたらします。

  • ④床の間にも畳を敷き、落とし掛け、床框、床柱、地板などの部材には心を込めて銘木をK様ご自身で選ばれました。選ばれた銘木は、自然の美しさと温かみを感じさせるもので、和室全体の品格を一層引き立てています。

  • ⑤床の間の天井には網代柄を採用し、見えないところにもK様のこだわりが詰まっています。和の伝統美を感じさせるとともに、空間に奥行きと深みを与えています。

  • ⑥もともとあった押入れを取り除いて壁を作り、そのスペースを隣のサービスルームに取り込んで拡張しました。その結果、床の間、床脇の存在が一層華やかになりました。

  • ⑦LD側の戸襖はK様のひらめきで、趣味で集められた絵画をはめ込む仕組みにしました。職人と何度も打ち合わせを重ねて完成させたこの戸襖は、絵画の入れ替えが可能で、季節ごとに異なる絵を楽しむことができます。

お気に入りに追加する
お気に入りから削除しました

ご自宅で仕事をすることが増え、家で過ごす時間も増えてきたK様。第二の人生を楽しむために、和室を洋室にリフォームするか、それとも思い出深いご実家の和室を再現するか悩んでいました。最終的にご実家の和室を再現することを決意し、以前当社で工事をしていただいた際の施工が良かったとのことで、再度お声掛けいただきました。フットワークの軽いK様は、ショールームでの商品選定から職人とのデザイン決めまで、ご自身の目で商品をひとつひとつ吟味し、厳選されました。その結果、K様のこだわりと思いが詰まった伝統美あふれる和室が再現され、心安らぐ日本の伝統のあり方を感じられるこの和室に、K様は大変ご満足されています。工事後には銘木一枚板のテーブルを購入し、お茶やお酒を楽しんでいらっしゃいます。このリフォームは、K様にとって大切な思い出と共に、新たな生活の始まりとなりました。

~担当店舗~ 東京東店

形態
マンション
家族構成
1人
築年数
約38年
工事費用
約430万円
工事期間
約60日 
施工年
2023年
リフォーム面積
約17㎡
リフォーム部位
和室
サービスルーム
工事内容
襖・障子・建具・畳

ポイント

ご実家の和室を再現

幼少期の思い出が詰まったご実家の和室を見事に再現されました。安らぎと温もりを感じさせる特別な空間です。

江戸組子障子

江戸組子は、日本の伝統的な木工技術で、美しい幾何学模様を描く装飾です。江戸時代に発展し、職人の卓越した技術が結集されています。繊細で精緻な模様は、自然の風景や伝統的な文様をモチーフにしており、和室に独特の風情と落ち着きをもたらします。また木材の温かみが感じられ、光と影のコントラストを楽しむことができます。(製作日数 約180日)

リビングダイニング側の戸襖

額縁のアクリルパネルは吸盤で簡単に取り外しが可能でなので、

季節や気分に合わせて、お好みの絵画を自由に入れ替えて楽しむことができます。

引手は刀職人によるオーダーメイドで制作、戸襖全体に高級感と独自性を与えています。

間取り

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

  お客様コメント

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

▶今後リフォームをされる方へのアドバイス

理想のイメージを具体的に持ち、それをしっかりと打ち合わせで伝えることが重要です。

自分自身が本当に望んでいることを明確にすることが大切です。そしたら形にしてくれます。

担当者コメント

この度はリフォーム工事のご依頼をいただきまして、誠にありがとうございました。

K様は10数年前に当社でリフォームされ、再度お声掛けいただきました。今回のリフォーム内容は、K様のご実家を処分するため、現在お住まいのご自宅にご実家の和室を再現してほしいというご要望でした。マンションでの和室再現がどこまで可能か想像もつきませんでしたが、K様との打ち合わせを重ね、襖紙はオーダーメイド、落とし掛け、床框、床柱などの部材は材木問屋さんにてK様ご自身で選定、また刀職人が製作した引手を採用した戸襖もK様のこだわりのある作品となりました。障子に関しては組子障子で製作し、鶴が飛び立つ姿の彫り物を施したたいへん芸術的な作品となりました。K様と共に見学し、完成した作品は一つ一つが思い出深く、とても勉強になった物件でもありました。このような機会をいただけましたこと、有意義なお時間を過ごせましたことを深く感謝申し上げます。

関連する事例

マンション
北欧風のナチュラルな空間へリノベーション。インテリア性の高い木製扉のキッチンへ。壁一面のクロスやリビングの扉材はブルーグレーで統一しました。
お気に入り
お気に入りに追加

日々の暮らしが整うリノベーション

工事費用:約1,600万円(税込)
リフォーム面積:約72㎡