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大規模修繕工事は、劣化状況にもよりますが、 12年周期程度で実施するのが一般的です
屋根・屋上
- 7~10年
- 11~15年
- 21~25年
- 31~40年
雨や風から皆様のお宅を守ってくれる屋根。防水機能が施されている仕様の場合、機能維持のためには、劣化状況にもよりますが、5~6年毎に防水層を直射日光から保護するコーティング材の塗布を行います。
その後、大規模修繕工事実施と同じタイミング(約12年周期)で、修繕をすることをおすすめいたします。
バルコニー
- 11~15年
- 21~25年
- 31~40年
バルコニーは専有部と思われやすいですが、実は共用部。
大規模修繕工事実施と同じタイミング(約12年周期)で、修繕することをおすすめいたします。
廊下・階段
- 11~15年
- 21~25年
- 31~40年
マンションにお住まいの方々が普段使用される開放廊下や外階段も共用部。大規模修繕工事実施と同じタイミング(約12年周期)で、機能維持のため修繕を推奨いたします。
外壁
- 11~15年
- 21~25年
- 31~40年
外壁の補修は、外壁材の種類にもよりますが一般的に大規模修繕工事実施時期の築12年前後に行われます。内容としては、塗装の塗替え、タイル貼補修、打継やサッシ周りのシーリング材の打替え等となります。(第1回目の大規模修繕工事にて実施するケースが多いようです)また塗装については、第3回目の大規模修繕実施時期の36年前後では、塗膜撤去のうえ再塗装する検討を行います。
鉄部
- 4~6年
- 7~10年
- 11~15年
- 16~20年
- 21~25年
- 31~40年
鉄部については錆止めの上、仕上塗装をしていますが、経年によりどうしても劣化してしまうため、4年~6年程度で塗替えの時期が来ます。ただし、海が近い地域等は塩害の影響もあり、この期間は一般よりも短くなります。
玄関ドア・サッシ
- 21~25年
- 31~40年
窓のサッシ部分、玄関ドアの枠や扉の外側部分、パイプスペースや点検口の扉は共用部となります。36年前後で取替えの検討が必要となります。その他の金属部分も錆や劣化が目立ち始めたら交換時期です。
海が近い地域等では、別途塩害対策も必要です。交換時期を迎える前に、バージョンアップと合わせて交換されてみてはいかかがでしょうか。
エントランス
- 11~15年
- 21~25年
- 31~40年
マンションの顔とも言えるロビー。日々の清掃や手入れによりきれいに保たれていますが、12年前後に一般的に実施される第1回目の大規模修繕工事にあわせて塗替え等を行ってはいかがでしょうか。また、その際に、ロビーの各設備のグレードアップ工事(郵便受け:B5サイズ→A4サイズ等)やオートロック機能の無いマンションへの新たな設置も検討されることもお勧めします。
集会室等
- 11~15年
- 21~25年
- 31~40年
これら共用施設は使用頻度が高いこともあり、適宜メンテナンスを行うことが望ましいところです。12年前後には壁紙の貼替えや塗替えを実施されるケースがあります。第1回目の大規模修繕工事と一緒に実施を検討されてはいかがでしょうか。
給水管
- 21~25年
一般的に使用されている塩ビライニング鋼管は、築20年を越えたあたりから、取替えの検討を行います。全面取替えの検討では寿命が長く、弊社マンションに一般的に使用されているステンレス管への交換を検討されてもいかがでしょうか。長谷工には工期短縮と耐久性に優れた「サップス・R工法」があります。ぜひご検討下さい。
給水ポンプ
- 7~10年
- 16~20年
- 21~25年
皆様のお宅まで水をお届けする給水ポンプ。
壊れてしまうと「蛇口をひねっても水が出ない」ということに…定期的な点検に加え、機器の種類にもよりますが、8年前後にはオーバーホール(部品単位まで分解整備、新品時の性能を取り戻すこと)、また15年前後には取替えの検討が必要です。
雑排水管
- 21~25年
- 26~30年
ご家庭から出る排水を流す排水管。錆びによる劣化による水漏れ事故を防止するためにも、20年を経過したあたりから全面的な取替え工事の検討が必要となってきます。長谷工では「HAM-J工法」を開発。住みながらの更新工事が可能です。まずは、調査・診断を実施されてはいかがでしょうか。
雨水排水ポンプ
- 7~10年
- 16~20年
- 21~25年
敷地内に降った雨は一旦排水槽に集められ、そこからポンプで汲み出します。ポンプが壊れるとマンション敷地内が水浸しになってしまうため、8年前後に修繕、使用頻度によりますが15~16年には交換時期となります。なお、オーバーホールの実施の有無や時期は、機器の種類や設置箇所により異なります。フロートや電極の交換等を3~5年に実施するケースもあるようです。
電灯設備
- 11~15年
- 21~25年
- 31~40年
夜道を明るく照らし、防犯にも役立つ、マンションの電灯。
開放廊下や敷地内に設置されているこれらの電灯は、雨ざらしの箇所とそうでない箇所で違いはありますが、15年前後で本体の交換が必要となります。省エネに優れたLED照明器具交換のご提案も行っております。
TVアンテナ等
- 11~15年
- 21~25年
- 31~40年
皆様のご家庭でテレビがきちんと見られるように、マンションの屋上にはアンテナが設置されており、そこから各家庭へテレビ電波を送るブースター等の設備がマンション内に配線・設置されています。
これらの設備は一般的に10~15年前後で交換が必要になります。ケーブルテレビでご覧になられている場合でも、環境等により異なりますが、20年程度でケーブルの交換検討時期を迎えます。
インターホン
- 11~15年
- 21~25年
- 26~30年
来客の際に便利なインターホン。15年前後で交換を検討する時期がやってきます。マンションの規約やインターホンの種類にもよりますが、防災機器等を含むインターホン設備の場合は、マンション全体で一括交換を行うことが理想的です。
火災感知器等
- 16~20年
いざという時の火災感知器。各住戸の感知器はフロントオフィス(管理員室)の集合盤と連動しており、どこのお宅で作動したのかがわかる仕組みになっています。定期的な点検に加えて、20年前後には感知器の取替え、集合盤の取替えの時期となります。
消火栓等
- 11~15年
- 21~25年
- 31~40年
火事が発生した際に必要となる消火栓設備。定期点検の他、25年前後が取替えの時期となります。また、消火器等は10年が交換時期となります。
エレベーター
- 21~25年
- 26~30年
マンションにお住まいの皆様が毎日利用されるエレベーター。
法律で定められている定期点検の実施に加え、30年前後でリニューアルが必要となります。現行の基準制定前に設置されたものについては特にお勧めします。
機械式駐車場
- 11~15年
- 16~20年
- 21~25年
- 31~40年
メーカーや機器の種類、設置場所(建物内部か外部か)によっても異なりますが、5年前後、10年前後で部品交換や塗替え(10年に1度程度)、25~30年前後で経年劣化による機器取替が必要となります。また、利用状況の変化に対応して、台数の変更や撤去、安全装置の設置等の検討も検討されても宜しいかもしれません。(その場合、関係法令等の確認が必要です。)
車道・歩道、植栽等
- 11~15年
- 21~25年
- 31~40年
マンション敷地内のアスファルト舗装された車道やブロックを組み合わせた歩道部分(インターロッキング)の補修の他、フェンスの交換や枯れている樹木の取替え等、第1回目の大規模修繕工事(12年前後)以降、経年劣化の状況に合わせて、補修・取替を行います。
付属施設
- 11~15年
- 21~25年
- 31~40年
駐輪場の屋根などの外構に設置されている設備も、その他の外構部分の補修と同様に、第1回目の大規模修繕工事(12年前後)以降、経年劣化の状況に合わせて、補修・取替を行います。また、使用状況に合わせて、増設等の検討も実施するとよいでしょう。(その場合、関係法令等の確認が必要です。)
手すり
- 31~40年
開放廊下のスチール・アルミ手摺については、鉄部塗装のタイミングでの修繕に加え、玄関ドア・サッシの修繕と同様に、36年前後での取り替えの検討が必要となります。また、手すりは外観のアクセントにもなっておりますので、取り替えを行なうタイミングで、外観を大きくイメージアップする事が出来ます。
部位ごとの
メンテナンスポイントはこちら
「築1~3年」のメンテナンスポイント(国土交通省「長期修繕計画作成ガイドライン」と当社施工実績より)
主な修繕はありませんが、アフターサービスの対象箇所と保証期間を確認しておきましょう。
「築1~3年」のメンテナンスの検討が必要な箇所
「築4~6年」のメンテナンスポイント(国土交通省「長期修繕計画作成ガイドライン」と当社施工実績より)
修繕ポイント:鉄部塗装
劣化の兆候が現れ始めている部位のメンテナンス時期です。建物点検報告書を確認しましょう。
大規模修繕に向けて、長期修繕計画の確認、見直しをしましょう。
「築4~6年」のメンテナンスの検討が必要な箇所
「築7~10年」のメンテナンスポイント(国土交通省「長期修繕計画作成ガイドライン」と当社施工実績より)
修繕ポイント:小修繕
・大規模修繕工事に向けて、修繕委員会の立ち上げなどの準備期間です。
建物点検報告書を確認し、建物全体を見渡すことが必要です。建物診断の受診をおすすめします。
「築7~10年」のメンテナンスの検討が必要な箇所
「築11~15年」のメンテナンスポイント(国土交通省「長期修繕計画作成ガイドライン」と当社施工実績より)
修繕ポイント:第1回大規模修繕工事(屋上防水・電気設備)、インターホン等
・経年による劣化と、今後の修繕にかかる費用を抑えるためにも、この時期に第1回目の大規模修繕工事を実施することをお勧めします。
また、実施後は長期修繕計画を見直し、大規模修繕工事の実績を反映させましょう。
「築11~15年」のメンテナンスの検討が必要な箇所
「築16~20年」のメンテナンスポイント(国土交通省「長期修繕計画作成ガイドライン」と当社施工実績より)
修繕ポイント:鉄部塗装・屋上防水、自火報関連、機械式駐車場、給排水ポンプ等劣化の兆候が現れ始めている部位のメンテナンス時期です。
・直近の設備点検等の報告内容を確認しましょう。設備診断の受診をおすすめします。
「築16~20年」のメンテナンスの検討が必要な箇所
「築21~25年」のメンテナンスポイント(国土交通省「長期修繕計画作成ガイドライン」と当社施工実績より)
修繕ポイント:第2回大規模修繕工事(給水管交換)
・経年による劣化と、今後の修繕にかかる費用を抑えるためにも、この時期に第2回目の大規模修繕工事を実施することをお勧めします。
また、実施後は長期修繕計画を見直し、大規模修繕工事の実績を反映させましょう。
「築21~25年」のメンテナンスの検討が必要な箇所
「築26~30年」のメンテナンスポイント(国土交通省「長期修繕計画作成ガイドライン」と当社施工実績より)
修繕ポイント:エレベータ―交換
・直近の設備点検等の報告内容を確認しましょう。
「築26~30年」のメンテナンスの検討が必要な箇所
「築31~40年」のメンテナンスポイント(国土交通省「長期修繕計画作成ガイドライン」と当社施工実績より)
修繕ポイント:第3回大規模修繕工事(玄関ドア交換、サッシ交換、手摺交換)、排水管更新
・経年による劣化と、今後の修繕にかかる費用を抑えるためにも、この時期に第3回目の大規模修繕工事を実施することをお勧めします。
その際、機能・性能・材質面の更新を含む改良工事の検討が必要です。また、実施後は長期修繕計画を見直し、大規模修繕工事の実績を反映させましょう。
「築31~40年」のメンテナンスの検討が必要な箇所