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総合地所プロジェクトストーリー
TSUKUBA TERRACE
(ルネつくば)

PROJECT STORY
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日本最大クラスの学園都市・つくば。国内屈指の研究機関が集積している自然豊かなこのエリアで、敷地面積12,000平米以上の大規模マンション「TSUKUBA TERRACE」の開発計画が立ち上がりました。つくばの街に新たな息吹を吹き込むべく、合同事業主や自治体、地域の街づくり会社、地元小学校など、さまざまな関係者を巻き込みながら進行されたプロジェクト。 このプロジェクトのデベロッパー担当として先頭に立ったのが、総合地所の儀間駿也。今回は、儀間が手掛けた、この「TSUKUBA TERRACE」のプロジェクトストーリーをご紹介します。

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担当メンバー

総合地所株式会社

分譲事業部 マンション開発部

儀間駿也

PROJECT OF HASEKO PROJECT OF HASEKO
PROJECT OF HASEKO PROJECT OF HASEKO
プロジェクト相関図
プロジェクト相関図
ポテンシャルに満ちた都市 「つくば」でマンション開発
もともと国有地だったつくばエリアの広大な土地をグループ会社が落札したことからプロジェクトがスタートしました。大規模マンション開発ということもあり、総合地所と近鉄不動産による共同事業として開発することになりました。 「つくばは、非常に珍しいエリアです。研究学園都市として整備され国際的な研究機関や技術力に長けた企業が数多く揃っていて、都心部と引けをとらないほど高所得者が多い地域です。しかも東京の秋葉原駅まで続く、つくばエクスプレス線の始発駅として利便性も申し分ない場所です。取得した土地は、つくば駅徒歩5分でペデストリアンデッキ(歩行者専用道路)直結かつ公園隣接。マンションを開発するにあたって、とてもポテンシャルを秘めた立地だと感じました。」
いろいろな人を集めて、 力を借りて、
物件をかたちにする
敷地面積は、12,000平米以上。これだけ大規模なマンションを開発するということは、街自体にも大きな変化が生まれるプロジェクトです。また今回は物件と当エリアの付加価値を高めるため、マンションに隣接する公園のリニューアルにも取り組みました。それを成功させるには多くの関係者の理解や協力が欠かせません。 「いかに関係者の理解や協力を取り付け、プロジェクトを推進させられるか。それが、デベロッパー担当者である私に求められていたことでした。」 それぞれに異なる想いがありながらも、「地域や住民のために、良い空間をつくりたい」という想いは共通していました。儀間は、地域から愛される公園づくりをめざして、地元の小学校にアンケートを配布するなどをして主な利用者である子どもたちの意見を集め、具現化していきました。 「私は、図面を描けるわけでもなければ、工事ができるわけでも、販売を行うわけでもありません。何もできないからこそ、いろんな人を集めて、力を借りて、物件をかたちにしていく。そこには『こんなものをつくるんだ』という強い意思と、支えてくれる周囲への感謝が欠かせません。」
地域の記憶を残すため、 様々なかたちで樹木を活かす
各方面の意見をまとめる中で、儀間のこだわりは「TSUKUBA TERRACE」の随所に詰め込みました。 「もともと敷地内には、たくさんの樹木が生い茂っていました。環境への配慮、そしてその土地の記憶を引き継ぐため、樹木医の診断のもとできるだけ樹木を残し、結果として43本の樹木を保存しました。例えばマンションの車寄せには、ケヤキの既存樹をそのまま活かした高さ約19mのシンボルツリーを設置するなどしています。また、やむなく伐採した樹木も、故・坂本龍一さんが創立し現在は建築家の隈研吾さんが代表を務める森林保全団体とタッグを組んで、エントランスホールのテーブルや入居者にプレゼントするフォトフレームとしてアップサイクルしました。」 このアップサイクルの過程では、木材の品質を高めるため、岐阜県で丁寧に樹木を1年以上乾燥させました。「どんな製品に仕上がるのか確かめたい」と、儀間は現場にも赴き、自分の目で製品のクオリティを確認するほどのこだわりをもって取り組みました。
地域のシンボルとして、 街づくりに貢献する
マンションへ
「総合地所で大切にしているのは、カスタマーファーストとクラフトマンシップという理念。そこに住まうお客さまの快適な日常を考えて、土地のポテンシャルを最大限引き出したオリジナリティ溢れるマンションをかたちにしていくんです。」 もともと古い官舎と老朽化していた公園が広がり閑散としていた敷地は、今や320世帯が快適に暮らし、公園では地元の学生によるイベントが開かれるなど、さまざまな人で賑わう場所となっています。 「ありがたいことにマンションは当初の計画よりも早期に全戸完売いたしました。1世帯3人程度だとすると、全320戸で約1000人。これだけの人がひとつのマンションで暮らすとなると、必然的に人の流れやコミュニティが生まれ、地域にインパクトをもたらします。このマンションが入居者だけではなく、近隣住民も巻き込んで地域のシンボルとして、より良いつくばの街づくりに貢献していけたら、とても嬉しいです。」
同プロジェクト 上司からのメッセージ
総合地所株式会社 分譲事業部 
マンション開発部 課長 浜本
新入社員の頃から、儀間さんを近くで見てきました。今では、プロジェクトのリーダーとして、若手社員の頼れる先輩として、さまざまな案件を推進したり、後輩にアドバイスを送ったりする立場になっていて信頼しています。 「TSUKUBA TERRACE」プロジェクトでは、デベロッパーのメイン担当、また、プロジェクトリーダーとして、設計、工事、販売などの関係企業をまとめ上げ、自治体、地域企業とも良好な関係性を築いていました。内覧会の際にお客さまからの質問に対して、自分の想いを込めながら堂々と答えている姿が印象に残っています。「いつの間にこんなに成長していたのか」と、嬉しい気持ちで眺めていました。 プロジェクトを推進していく上で、数多くの苦労もあったと思います。支えてくれた関係者の方への感謝を忘れずに、これからも頑張ってください。この経験はきっと儀間さんの糧になるはずです。さらなる活躍を期待しています。
PROJECT STORY_01
プレイ新丸子

長谷工不動産
プロジェクトストーリー