グループデータ利活用

グループデータ利活用のため、グループ各社が保有しているデータを整備・可視化し、業務効率化や売上向上施策の仮説立案・検証を行っています。データ整備の見直し・不足情報収集のPDCAサイクルを回しながら、データ利活用による付加価値創出を図ります。

グループデータ利活用の図

BIM・物件基本情報、修繕履歴などのマンションの「建物データ」と、住んでいる方の属性・ニーズなどの「暮らしデータ」、さらにICTマンションにより取得した環境データ・設備稼働ログなどを組み合わせて、新規ビジネス創出を行い、新たな収益基盤の確立を目指しています。

グループデータ連携基盤の構築

グループデータ利活用構想の実現に向け、2018年4月よりグループデータ連携基盤構想プロジェクト「GRIP(Group Related Information Platform)」を推進。全社で利用できる3種の基盤を構築中です。

■データ連携基盤
社内システムや外部サービスが個別で保管・利用していたデータを、安全な通信経路の中でノーコードやローコードでデータ連携することができます。今後、社員が活用方法を学ぶことで、内製でスピーディーなデータ連携が可能となります。

■外部公開基盤
お客様との接点を支える基盤として、サーバ/ネットワーク等インフラの影響を受けにくい、通常のWebサイトやWebシステムを構築するための「BASIC」と、新しいサービスやシステム開発のための「ADVANCE」を用意。ADVANCEは「仮説を立てて試行錯誤しながら形を整えていく」という新サービス開発の特徴を考慮した設計で、主にFIT-PJで活用しています。

■データ分析基盤
社内外システムのデータを収集~結合・加工~蓄積し、ダッシュボード等で可視化するデータ分析基盤を構築中。経営判断や営業戦略における意思決定スピードの向上、データ分析を基にしたPDCAサイクルを回す文化の醸成、新たなビジネスチャンス獲得を目指します。

データ利活用推進体制

営業・設計・建設・技術の各部門に専門部隊を設置し、IT投資実行部隊である長谷工アネシスと連携しながら、コア事業のDXを強化しています。さらに、グループ各社で管理している既存データを組織横断的かつ多角的に活用し、新たなビジネスモデルを創出することを目的として「グループDX推進委員会」を設置しました。その下部組織である「グループDX検討推進部会」でテーマごとにワーキンググループを立ち上げ、外部知見を取り入れながら検討を推進しています。

グループDX推進委員会の図
  1. TOP
  2. DX戦略
  3. グループデータ利活用