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〜ハザードマップ、見たことありますか?
ハザードマップ、見たことありますか?
回答者数 : 計2,340名
対象者 : 長谷工IDをお持ちの方で、これまで何らか、自然災害の被害に遭われたことのある方
回答者数:計2,340名
対象者:長谷工IDをお持ちの方で、これまで何らか、自然災害の被害に遭われたことのある方
8月ももうすぐ終わり。9月1日の「防災の日」がやってきます。防災の日の創設 は、関東大震災が発生した日ということだけでなく、私たち一人ひとりが自然災 害に対して心構えをしようという狙いがあったようです。いつどこで発生するかわからない自然災害。ふだんからの準備が大切です。自然災害のリスクを可視化した地図、ハザードマップのチェックもお忘れなく。
今回は過去に自然災害に遭われた経験があるブランシエラ会員のみなさんに、防災に対する意識やハザードマップの活用状況を聞いてみました。
「天災は忘れた頃にやってくる」と言われますが、近年では忘れる暇もないくらい、毎年のように大規模な災害が起こるようになりました。自然災害と一口で言っても、種類はいろいろ。お住まいの地域や建物によっても、被害に遭いやすい災害は異なります。会員のみなさんに「過去にどんな自然災害を体験されたのか」を聞いてみたところ、やはり地震大国ニッポンですね。最も多かったのが「地震」(48%)でした。地震はひとたび発生すれば、広域に被害をもたらすため、体験者も多くなるようです。次いで「台風」(29%)、「大雨・水害」(20%)と続きました。日本は台風の通り道にあるため、暴風雨に見舞われがち。また国土の約7割が山地・丘陵地なので、急勾配で流れの速い河川が多く、氾濫や土砂崩れが起きやすいのも心配ですね。
災害を実際に体験すると、「自分や家族の命は自分で守るしかない」という気持ちになります。「避難所を確認し、家族と自宅以外の待ち合わせ場所を決めた」、「電池やソーラーバッテリーを用意した」、「食料や飲料水を備蓄した」といった声が聞かれました。特に東北地方沿岸部を中心に巨大津波による甚大な被害をもたらした2011年の東日本大震災では、関東一円でも大きな揺れを体験した人が多く、防災に対する意識が一気に高まったようです。「ベッドの近くに防災リュックや運動靴を置くようになった」、「備蓄食糧や非常持ち出し袋など防災グッズを用意した」、「家具が倒壊しないように固定した」、「割れ物を飾るのをやめた」、「停電しても使える手回し充電式のラジオや乾電池式の扇風機を買い足した」など、さまざまな対策を取る人が増えました。新型コロナウイルス感染拡大以降は、防災グッズに除菌・消毒アイテムを追加した人も多いのではないでしょうか。まだ災害経験のないみなさんも、ぜひ日頃から防災意識を持ち、万が一に備えることをおすすめします。
災害を実際に体験すると、「自分や家族の命は自分で守るしかない」という気持ちになります。「避難所を確認し、家族と自宅以外の待ち合わせ場所を決めた」、「電池やソーラーバッテリーを用意した」、「食料や飲料水を備蓄した」といった声が聞かれました。特に東北地方沿岸部を中心に巨大津波による甚大な被害をもたらした2011年の東日本大震災では、関東一円でも大きな揺れを体験した人が多く、防災に対する意識が一気に高まったようです。
「ベッドの近くに防災リュックや運動靴を置くようになった」、「備蓄食糧や非常持ち出し袋など防災グッズを用意した」、「家具が倒壊しないように固定した」、「割れ物を飾るのをやめた」、「停電しても使える手回し充電式のラジオや乾電池式の扇風機を買い足した」など、さまざまな対策を取る人が増えました。新型コロナウイルス感染拡大以降は、防災グッズに除菌・消毒アイテムを追加した人も多いのではないでしょうか。まだ災害経験のないみなさんも、ぜひ日頃から防災意識を持ち、万が一に備えることをおすすめします。
万が一の事態を落ち着いて乗り越えるには、住んでいる地域の立地や特性をあらかじめ知って、安全性を確認することが大切です。そこで役立つのがハザードマップです。災害における被災想定区域や避難場所、避難経路などを表示した地図ですが、ご自宅に置いていますか?会員のみなさんに聞いたところ、55%と半数強の人がお住まいの地域のハザードマップをお持ちでした。印刷物のマップを保管している人がほとんどですが、スマホにダウンロードしていつでも見られるようにしている人も少なからずいて感心!
また、自宅周辺の災害リスクや避難ルートをちゃんと確認している人も39%に上りました。災害リスクだけ確認している人(23%)、避難ルートだけ確認している人(20%)と合わせると、実に82%の人がきちんと防災意識を持っていることがうかがえます。
一方で、ハザードマップを持っていない人は45%で、自宅周辺の災害リスクや避難ルートをまったく確認していない人も18%と少なくありません。両方あてはまるなら、ちょっと心配かも!ハザードマップを見れば、たとえば津波や洪水の影響を受ける恐れがあることや、活断層が近くて地震に対する万全の備えが必要であることなど、自分が住む地域のリスクが確かめられます。住んでいる地域のハザードマップは、国土交通省のホームページ「わがまちハザードマップ」で検索・閲覧できます。想定される被害を事前に把握しておけば災害への備えもしやすくなりますから、ぜひチェックしてみてくださいね。
住まい選びで重視するポイントは人それぞれですが、安全・安心な生活を送りたいのであれば、ハザードマップをチェックして安全性を事前に確認しておきたいもの。災害が起こりやすい地域を避けられますし、すでにマンションを購入済みの人も起こりうる災害に備えることができます。特に「特別警戒区域」に指定されている地域は要注意です。
会員のみなさんに、「今のお住まいを決める際に、地域のハザードマップを参考にしましたか?」と尋ねたところ、YESとNOはほぼ半々。真っ二つに分かれる結果となりました。ただし、「かなり参考にした」という意識の高い人が16%も占めたのは予想以上でした。ハザードマップの認知度が高まってきた結果でしょう。ちなみに、現在は法律で宅地建物取引業者に対して、水害ハザードマップを使った物件のリスクの説明をすることが義務付けられています。
自然災害の中でも、特に大きな不安を感じるのが大地震でしょう。政府の地震調査委員会は、3つの震源域で今後30年以内に大型の地震が発生する確率が高いと予想しています。怖いですよね…。もしも大地震が発生したら、今のお住まいで心配なことは何でしょうか?会員のみなさんに聞くと、「建物の倒壊が心配」、「大きな家具が倒れそう」、「非常食の備蓄の量が足りない」と答えた人が多く、ほかにも「高層階なのでエレベーターが使えなくなる」、「自宅避難になったとき、適切な情報収集ができるだろうか」、「海に近いので津波が怖い」など、さまざまな声が上がりました。
では、みなさんは大地震に備えて日頃からどんな対策をしているのでしょうか?多かったのは「数日分の非常食や飲料水の備蓄」、「家具の倒れ防止処置」、「非常持ち出し袋の準備」でした。また、「地震保険に加入」を挙げた人も少なからずいました。
地震に対する備えとしては、最低3日分 (1人1日3リットル)の飲料水と非常食を準備しておくことが推奨されています。地震発生後、支援物資が届くまでに時間がかかるためです。家具の固定もお忘れなく。特にマンション上層階に住んでいる場合は地震の揺れが大きく、長時間にわたる可能性がありますから、しっかりと転倒防止対策をしましょう。備えあれば憂いなしですよね。