長谷工グループ全社員からDXリーダーを選抜し 「イノベーションリーダー育成プログラム」を実施 ~東洋大学情報連携学部(INIAD)協力によりグループ各社のDXを強力に推進~

 長谷工グループ(代表会社:㈱長谷工コーポレーション、本社:東京都港区、社長:池上 一夫)は、DX人材育成強化の一環として行っている「DXアカデミー」プロジェクトとして「イノベーションリーダー育成プログラム」を開催しております。

 長谷工グループでは、中期経営計画「HASEKO Next Stage Plan(略称:NS計画)期間:2020年4月~2025年3月」開始とともに、『自律人材の継続輩出と将来の長谷工を担う多様な人材を育成する』を教育スローガンとした教育計画を掲げております。その中で、重点施策となっているDX教育の一つとして「DXアカデミー」を開講しており、実施にあたっては、東洋大学情報連携学部(INIAD)の坂村健学部長・教授にご協力いただいております。

 「DXアカデミー」は、第一弾として、2021年11月に長谷工グループ全役職員約8000人を対象に、意識改革およびDX知識習得のための「DX意識改革プログラム」を実施いたしました。その結果を参考に、長谷工コーポレーションおよび長谷工アネシスの中堅・若手社員からDXリーダー社員を選抜し、第二弾として、本年4月から5月にかけて「イノベーションリーダー育成プログラム」を実施しております。DX/IT等に関する基礎知識やプログラミングの実践学習を通じた学習機会を提供し、デジタルを活用した業務改革・サービスに関する具体的な検討・提言を行っています。また、提言のあった10数のテーマについては、具現化に向け推進を開始しています。

 今般第二弾の対象範囲を長谷工グループ全社に拡大し、8月26日より「イノベーションリーダー育成プログラム」を実施いたします。事業に精通した社員がデジタル知識を身につけ、DX推進に向けたリーダーとなることで、それぞれの会社・部門のDXを牽引してまいります。併せて長谷工版BIM※1&LIM※2など独自のDXを積極的に推進することで、商品・サービスの競争力強化や生産性向上に革新的に取り組み、新たな事業モデルの創出を目指してまいります。

 ※1 長谷工独自のマンションに特化した三次元建物モデル
 ※2 入居者のライフサイクルや建物・設備の状態および利用状況などを情報一元化する仕組み

【坂村健氏について】

工学博士 IEEE Life Fellow。東京大学名誉教授。
東洋大学情報連携学部(INIAD)学部長・教授。
オープンなコンピュータアーキテクチャ「TRON」を開発。
「TRON」は、IoTのためのIEEE(米国電気電子学会)の標準組込OSとして世界中で使われている。
2003年に紫綬褒章、2006年に日本学士院賞、2015年にITU150周年賞、2022年にIEEE Masaru Ibuka Consumer Technology賞受賞。
著書に「DXとは何か」(角川書店)、「IoTとは何か」(角川書店)、「イノベーションはいかに起こすか」(NHK出版)などがある。

(参考)
■DX アカデミー第一弾「DX 意識改革プログラム」概要
実施期間
2021年10月~2022年2月
対象者
長谷工グループ全役職員 合計約8,000名
講 師
東洋大学情報連携学部(INIAD)
坂村健学部長・教授
受講方法
全4回からなる動画講座
内 容
1)DXとは何か?~その目的と背景とは~
2)オープンの力 ~DXが社会に与える変化とは~
3)DX実現への課題 ~DX実現に必要な意識改革~
4)DXの実践 ~実践例と導入事例の紹介~
■DX アカデミー第二弾「イノベーション育成プログラム」 概要
実施期間
2022年4月~5月、2022年8月~9月
対象者
2022年4月~5月
長谷工コーポレーション、長谷工アネシスの中堅・若手社員の選抜者 合計約40名
2022年8月~9月
長谷工グループ各社の選抜者 合計約40名
講 師
東洋大学情報連携学部(INIAD)坂村健学部長・教授および講師の皆様
受講方法
オンライン講義および対面講義のハイブリットにて実施
内 容
1)最先端デジタル技術の動向/データサイエンス等、DX/IT等に関する基礎知識
2)プログラミングの初歩スキルを学ぶ実践演習
3)ケーススタディ・グループワークを通じた、デジタルを活用した業務改革・サービスに関する具体的な検討・提言