安全・安心、快適な住まいと暮らしの実現に向け"ICT活用とオープンイノベーションの推進"を本格化 ~「住まい情報と暮らし情報のプラットフォーム」を構築~

 長谷工グループは、安全・安心、快適な住まいと暮らしの実現に向け、集合住宅に関わる“ICT活用とオープンイノベーションの推進”を本格化します。
 国内外の産業においてAI、センサー、通信、ロボットなどICT関連技術が進歩・進化しており、長谷工グループにおいても労働者不足や労務費と材料費の上昇、お客様ニーズの多様化(少人数世帯化、高齢化)、環境問題の深刻化等の環境認識のもと、集合住宅の設計・施工における生産性向上や入居者の生活の質向上にむけたICT活用を推進しています。これまで、長谷工版BIM (※1)の普及への取り組みや、建設作業所の測量・管理・検査におけるドローン活用やAR・MR技術を用いた検査などについての実証を進めてきました。
 今後は、センサーネットワークの構築、AIやロボットの活用、クラウドサービスアプリケーションの開発などICT活用を本格化すると共に、「住まい情報と暮らし情報のプラットフォーム」の構築に向け、各種メーカーやベンチャー企業、大学や研究機関と幅広く連携をとり、オープンイノベーションを推進してまいります。
(※1)BIMの特徴である連動性・可視性・一元性に加え、長谷工グループの設計・施工のノウハウを組み込むことで設計品質と生産効率を向上

【「住まい情報と暮らし情報のプラットフォーム」の構築と活用イメージ】

  • 建築生産プロセスでの情報高度化利用
  • ICTマンション商品企画の推進
  • 労働者不足を補う新たなマンション管理手法の確立と技術の導入
  • データに裏付けられた保守・修繕の最適化
  • 子供・高齢者が安全に暮らせるセキュリティシステム、見守りシステム
住まい情報と暮らし情報のプラットフォーム

【これまでの取り組み】

■ICT活用

  • 環境センサーの設置とデータ収集
  • 環境センサー+生体センサーの検証
  • 地震センサーの検証
[リモートモニタリング画面(環境センサーによるデータ)]

■オープンイノベーションによる協業成果

  • BIM図面施工時活用ビューワー
  • BIM活用VRリフォーム販売ツール
  • 建設施工・検査でのドローン活用・AR活用
  • ロボットアプリケーション
[VR内覧(イメージ)]
[長谷工オリジナルBIMビューワー]
[左:AR施工検査(イメージ・右:コミュニケーションロボットによる体操(※)]

※ソフトバンクロボティックスのPepperを活用し、当社が独自に実施